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今から20年ほど前、私が県連事務局長時代に
理事長を務めていただきました前田 博 先生が、
12月6日(火)夕刻、ご逝去されました。
実に痛恨の極み、残念でなりません。
もう少しご活躍していただきたかった。そしてご指導いただきたかった。
心からの哀悼の意を表します。
先生、どうか安らかにお眠り下さい。
先生はその恰幅の良い体型から、豪気な方と観られていたようですが、
実はとても繊細な面も持ち合わされていました。
「君(私・小林のこと)の思うようにやれさ!」
という基本姿勢を保ちながら、
「小林君、あれはええんかぇ?」
「あれさ、ぼくはこうした方がええと思うんやけど、どないやぇ?」・・・・
最後に小さな「ぇ」が付くあの口調、
忘れられません。
私の至らぬ事務仕事を、いつもやさしく、
しかし的確なご指摘で良い方向へと導いて下さいました。
先生が県連理事長をお引き受けいただいた頃から
三重県合唱連盟はめきめきと頭角を現し、
日本中に名を轟かす合唱団が次々と誕生したことは、
皆さまご承知の通りです。
堂々とした体形ながら、ちょっと猫背で歩かれるため、
「ねこさん」あるいは「ねこちゃん」という
かわいい愛称をお持ちだったことも、
威張らない、誰にでも優しい先生の
キャラクターの表れであったと思います。
逆に、権力に対し、一歩も譲らない姿勢、態度もご立派でした。
このことは本当に迫力がありました。
あの大きな体でどっしりと構えられたら、誰でも納得してしまいます。
先輩教員として、沢山のことも教えていただきました。
特に教育の場での人と人との繋がりの大切さをお教えいただきました。
音楽教育研究会で旅行しましたね、先生!
夜、酒のお供をさせていただきながら、
教えることの本当の"奥義"を教えていただいたことを思い出します。
こんなふうに書かせていただくと、
先生がとんでもない聖人君主であった?
かと思われますが、さにあらん、
ご心配なく、先生はそんな堅物ではございませんでした。
数々の武勇伝もご本人、周りの方々から聞かせていただきました。
おぼこかった私は、目を白黒させて聞いていたのですよ、先生!!
そんな愛すべきキャラクターであった先生、
あのお姿を二度と見られないと思いますと、
悲しくて、残念で、さびしくてなりません。
どうか、空の上から私たちを見守っていてください。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
天国でごゆっくりお休みください。
合掌(合唱)
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