理事長の小部屋

「雑感」(理事長の小部屋 第8回)

三重県合唱連盟理事長 小林 正美

 今年も残りが少なくなってまいりました。

 みなさまお変わりはございませんか?


 師走です・・・

 私も一応は教師の端くれのため、まあ多少走り回ってはおりますが、

一連の全日本行事も終わりましたため、気分的にはホッとしているところです。


 遅くなりましたが《EST》のみなさま、

今年も全日本合唱コンクール全国大会の金賞ならびに兵庫県知事賞、

そしてさらに次年度シード権獲得、本当におめでとうございます。 


 しかし、昨年に引続く大変な快挙なのに、

こういった賞を獲得されるのはなんだか当たり前のようになってしまい、

驚かなくなってしまいました。

 いえいえ、言うまでもなくそれこそがまさに"凄い"ことで、

三重県合唱連盟を代表して心から敬意を表するとともに、お祝い申し上げます。

 私は前月の中学・高校部門に引続き、

大学・職場・一般部門もほぼ全部聞かせていただきました。

 両方合わせて、なんと約150団体(!)を聴かせていただいたのですが、

本当に見事な演奏のオン・パレードでした。

 ある時期見られた、特定の作曲家の作品に偏るといったことも少なくなり、

バラエティーに富んだ、きわめて上質の演奏会と言っても良い、

本当に充実したコンクールであったと思います。

 そういった中での三重大附中、《EST》の金賞受賞ですから、

どちらも本当にお見事!でした。

 二つの合唱団が、これからもさらに輝き続けていただきますよう

心から願うととともに、これに続く合唱団の出現も心待ちしています。


さて、私事で恐縮ですが、このコンクールがあった週、

私は大変なスケジュールで、文字通り「飛び回って」いました。

 手帳を見てみますと、11/16(火)亀山高校・・・三重県高等学校音楽教育研究会、

11/17,18(水・木)熊本市・・・全国高等学校音楽教育研究会全国大会、

11/19(金)神戸市・・・全日本合唱連盟秋季理事会、

11/20,21(土・日)西宮市・・・コンクール全国大会、

とまあ自分でも呆れてしまいますが、

それはさておき、亀山高校での音楽授業参観と研究協議、

熊本での音楽授業参観と研究協議、合唱連盟の会議、

そしてコンクール全国大会鑑賞・・・といろんな種類の音楽活動や

音楽に関する研究協議を"

いっぺんに"一週間に詰め込んで体験する機会をいただきました。・・・・・

いろんなことを思ったですねぇ。

 特に思ったのは、熊本で見せていただいた音楽の授業と

二日後の全国コンクールの(あまりの)ギャップでした。

 もちろん、そんなこと当たり前なことは百も承知です。

 かたや全国大会とはいえ、一般的な高校で行っている普通の音楽の授業、

かたや世界に冠たる全日本合唱コンクール全国大会です。

 でも、同じ音楽の活動ですから

どこかに接点があってもよさそうなのですが、

残念ながらそれはどこにも感じられませんでした。

 いえ、決して授業をされていた先生をけなしているのではありません。

そうではなく、逆に、私たちがやっている合唱音楽って「何なの?」

と思ってしまったわけです。

 前回にも書きましたが、コンクール全国大会に出場された合唱団は、

正直、呆れるほど上手な演奏をされる合唱団ばかりで、本当に立派です。

 まさに合唱"芸術"です。

 信じられない程の完璧な音楽世界が次から次へと披露され、

聴くものをただただ別世界へ誘ってくれます。

 おこがましいことに、私に至ってはこのコンクールを改変しようという

委員会のメンバーに入れていただいているわけで、

それだけで身震いものなのですが、

でもうまくは言えないのですが「何なのだろうねぇ・・・

ウーン」と、唸ってしまったのが今回のこの一週間でした。

 しかし申し訳ないですが「こうすればいい」

と提言できるようなアイデアもありません。

 私もあと1年と少しで定年を迎え、教育現場から去りますが、

この「???」について

現場にいさせていただいている間だけでも考えてみようと思います。

 取りとめもない話になってしまいました。

 次回はもう少しましなお話で、今年最後を締めるか、

新年のご挨拶をと思っていますのでよろしくお願いします。

 
 この原稿を書いている最中に、

ホームページの不具合(アンコン申込ほか)がある旨の連絡がありました。

みなさまには多大なご迷惑をおかけすること、

この場をお借りしてお詫び申し上げます。

2010年12月15日 記
バックナンバー
第1号 理事長の小部屋』新設にあたって
第2号 『第3回声楽アンサンブルコンテスト全国大会観戦記』
第3号 「三重県合唱連盟役員のご紹介」
第4号 「第63回中部合唱コンクール」がやってくる!
第5号 羽根功ニ先生と鈴木節子さんのこと
第6号 中部コンクール、ご協力ありがとうございました
第7号 三重大附中音楽部のみなさん、全国コンクール金賞、おめでとう!!